タイで働くお先真っ暗コミュ障の日々

タイで現地採用で働くけど、なんかぜんぜん将来見えないけどあんまり苦労したくないなって思っている人のブログ

自己紹介

こんにちはしーちきんわんさんです。

略してしーさんにしますか?どうしよう。

 

タイの日系企業タイ語の通訳翻訳として働いています。

 

日本社会で生きるのが生きづらく、逃げて逃げてここまで来ました。

でも

日本に帰りたい。

外を自由に散歩出来る日本に帰りたい。

今は自由に外も散歩出来ない日々です。(暑くて)

 

タイ語の通訳っていうと

え、ハーフ?とか、大学でそういう学科だったの?と言われることが多いですが

そうではありませんです。

 

大学は経済学部

卒業時は就職氷河期最大の年。

苦しい就職活動を行い、(大した企業でもないくせに)倍率100倍を超えて

なんとか受かった会社はブラック企業

上司には、優しく優しく、タイムカードを切ってから残業する方法を教えてもらった。

学歴が同じでも女性というだけで給料は低い。

社長秘書見習いと言われていたけど

私みたいな重要性の低い若手は人手の足りない工場応援に何か月も何か月も行かされた。

朝6時集合、乗り合いして工場に行っても、工場でタイムカードを入力するため

出社は8時から。

そして毎日夜10時まで工場作業。

 

疲れていた。とても疲れていた。

 

それでも耐えていた。

当時の恋人や親は

辞めたら、と何度も言った。

 

少しずつ、辞めようかな、と思い始めた。

 

ラインで働くとき

周りの従業員は流行りのアイドルグループの話をしていた。

まいにち。

まいにちまいにち。

そして、ある日

 

このまま・・アイドルの話を朝から夜遅くまで聞き続ける生活をしたら、

思考がやられる・・・。

 

と感じて

 

会社に適当な嘘をつき辞めた。半年で辞めた。

 

その後、半年で貯めたお金でマックを買い、フリーランスのカメラマンになろうと思った。

が、一瞬で、いや、まず、お金がない。バイトしよう。

と思い、大手のカメラ屋さんでバイトした。

 

接客業はバイトでも色々と色々とやってきたが、

ここでもやっぱりしんどかった。

あと、覚える事が細々と、山ほどあり、全然覚えきれなかった。

 

そして、就職しよう、そう思った。

 

数か月でカメラ屋のバイトを辞め、

就職活動を始めた。

時はまだまだ就職氷河期

 

一軒目は「女性は朝30分早く出社してもらい、社内の掃除をしてもらいます」

と言っていて、わざと落ちた。

二軒目は、人事担当が、「会社は熱意!努力!根性!」的な感じだったので、筆記試験はわざと沢山間違えた。

三軒目でやっと、良いじゃんと思える会社だったので、愛想よくして受かった。

 

二度目の就職をし、仕事はバラバラの細かい仕事ではなく、一連の仕事だったので、

するすると覚え、上手くいくかに覚えたが、

後輩をこき使いたくてしょうがない先輩のターゲットになった。

私も、簡単に状況に甘んじるタイプでもないので、そこでひと悶着あった。

が、先輩は無事に落ち着き、手懐ける事が出来た。

しかしその後まもなく、お局さんにいじめられ始めた。

相手がもぅ60歳オーバーという事で歯向かいづらい。

立場は低いが、全員の先輩であるため、誰も文句を言えない。

隣の席から嫌味を言われ続けて時が流れた。

 

「私、なんでこんなところでこんな人にいじめられてるの耐えなきゃいけないの?

大学でも勉強頑張ったし、成績も良かったし、卒論もあんなに褒められたのに・・」

と、私はよく分からないことを昼休み考えていた。

会社の近所の駐車場でうずくまりながら。

 

その時に

突然雷に打たれたように思った。

「語学だ・・・語学。・・タイ語だ!」

 

その時はただ、脈絡も無く、直感的にそう思った。

 

きっと、潜在意識では、

専門知識を持てば、いつでも交換が効く今の立場より良くなるだろう、そういう意識が働いたんだと思う。

 

そこから、いじめられながら、タイ語を勉強する日々が始まった。

 

最初はなかなか上手くいかず、2週間まるっとサボるときもざらにあった。

それでも少しずつやっていった。

タイ語検定5級に受かり、4級に受かり、私はタイ留学のため退職した。

 

そこから半年間タイに留学し、帰国後3級と準2級に同時に受かった。

 

そして、日本でタイ語通訳のアルバイトとネットカフェのアルバイトの掛け持ちを経て

タイに現地採用で就職した。

 

そんな、逃げの歴史だ。

 

そんな私は自分に自信が無い。

多分、誰かに「ポストは赤いっていうのは、お前だけの思い込みだ」

と強く言われたら、そうなのかな、と思ってしまう気がする。

そのくらい自分の何もかもに自信が無い。

社会も苦手だ。

人との会話が苦手だ。

友達と遊びに行くのも苦痛だ。

 

だから、次はフリーランスになりたいと思っていて、

そのために今も日々タイ語の勉強に勤しんでいる。